関節外来とは
関節外来では、「肩」「膝」「股関節」を中心とした関節全般の症状・疾患を診療します。
丁寧な診察の上、必要に応じてレントゲン検査・超音波検査・MRI検査を行い、診断・治療いたします。
関節の症状・疾患は、中高年の方によく見られます。これには、加齢によって関節の軟骨・骨が擦り減ることが大きく影響しています。また、若い方では運動に伴う負荷によって半月板損傷などを発症するケースが多くなります。
薬物療法・リハビリテーションに加え、注射療法、拡散型体外衝撃波治療、PRP療法、クーリーフなどにも対応しておりますので、安心してご相談ください。手術が必要と判断した場合には、患者様・ご家族様と十分にご相談の上、病院等の専門医療機関へとご紹介します。
関節外来で診る主な症状
肩のお悩み

- 肩の痛み(特に夜間)
- 肩こり、だるさ
- 腕が上がらなくなってきた
- 肩を動かすと痛む、音が鳴る
- 鏡で見ると痛む側の肩が下がっている
膝のお悩み

- 膝を動かすと痛む
- 膝をまっすぐ伸ばせない、曲げにくい
- 座る、しゃがむ、階段の上り下りが困難
- 歩き始め、立ち上がりの際に痛む
- 安静にしていても膝が痛む
股関節のお悩み

- 股関節の痛み
- 歩き始め、立ち上がりの際に痛む
- 靴下を脱ぎ履きするのが辛い
- 正座ができない
- 脚の長さに左右差がある
- 肩が前に出て、足を引きずって歩く(跛行)
関節外来で診る主な疾患
当院の関節外来では、各関節において主に以下のような疾患の診断・治療を行います。
肩関節
- 肩腱板断裂
- 変形性肩関節症
- 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
- 反復性肩関節脱臼
膝関節
- 変形性膝関節症
- 大腿骨内顆骨壊死
- 半月板損傷
- タナ障害
- 膝靭帯損傷
- 膝離断性骨軟骨炎
- オスグッド病
- 膝蓋骨脱臼
股関節
- 変形性股関節症
- 臼蓋形成不全
- 大腿骨頭壊死症
- 大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)
- 大腿骨頭すべり症
- ペルテス病
- 発育性股関節形成不全
- 鼠径部痛症候群
- 骨盤骨折 など
関節外来で行う検査
- レントゲン検査
- MRI検査
- 超音波検査
関節外来で行う治療
薬物療法
主に、炎症・痛みを抑える消炎鎮痛剤を使用します。湿布、塗り薬、内服薬、座薬、注射など、投与方法はさまざまです。症状に応じて、複数の薬を組み合わせることもあります。
注射療法
関節の滑りを良くするヒアルロン酸、炎症・痛みを抑えるステロイドなどの注射を行います。
また当院では、生理食塩水を主体とした薬液を注射するハイドロリリースにも対応しております。肩関節周囲炎、肩こりなどに有効です。
リハビリテーション
薬物療法・注射療法などによって炎症・痛みが落ち着いてからは、関節の機能や筋力の維持のためのリハビリテーションを行います。
当院では、100m²以上ある広々としたリハビリ室に、充実した設備をご用意しております。医師・理学療法士が連携して、お一人おひとりに合ったリハビリテーションを提供します。
手術後のリハビリ、通所リハビリ(デイケア)にも対応いたします。
体外衝撃波治療
当院では、拡散型体外衝撃波治療を導入し、保険診療内のリハビリテーションの一環として提供しています。この治療法は、65ヵ国以上で使用されており、メジャーリーグの大谷翔平選手を含む多くのアスリートが利用しています。筋肉や腱の炎症による慢性的な痛みに対して高い効果が期待できるため、スポーツ選手だけでなく、長引く痛みに悩む方にも適した治療法です。
PRP療法(PFC-FD™療法 )
患者様ご自身の血液を加工したPFC-FDを、患部に注射するという治療です。豊富な成長因子が組織の修復を促し、痛みを軽減させます。変形性膝関節症、変形性股関節症、肘・手・足の関節炎などに有効です。
Coolief(クーリーフ)
薬物療法・注射療法で十分な効果が得られない変形性膝関節症に対して、保険診療として実施できる新しい治療です。痛みを感じる感覚神経を部分的に焼灼し、痛みの軽減を図ります。
手術療法
関節鏡視下手術、人工関節、骨切り術などの手術の適否を判断します。手術の適応となった場合には、患者様・ご家族様と十分にご相談の上、連携病院等、専門の医療機関へとご紹介します。