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脊椎外来

脊椎外来とは

脊椎外来とは脊椎外来では、脊椎(背骨)の疾患を診療します。主な疾患としては、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、変形性腰椎症などが挙げられます。脊椎疾患の多くは、加齢に伴う脊椎構造の変化によって神経が圧迫され、発症します。
診察の上、レントゲン検査、MRI検査、超音波検査、血圧脈波検査などを行い、診断・治療します。
当院では、薬物療法・リハビリテーションに加えて、注射療法、拡散型体外衝撃波治療などにも対応しておりますので、安心してご相談ください。

脊椎はどこにある?

脊椎(せきつい)とは、背骨のことを指します。
脊椎の長さは首からお尻まで、40cm以上に及びます。上から7個の「頚椎」、次の12個の「胸椎」、次の5個の「腰椎」、そして「仙骨」「尾骨」で構成されています。

脊椎外来で診る主な症状

脊椎疾患は、背骨の神経が圧迫されることで、しばしば手足にも症状が現れます。
以下のような症状がございましたら、お早目に当院の脊椎外来にご相談ください。

  • 首、肩、背中、腕、手の痛み・しびれ・知覚障害
  • 腰、脚、足の痛み・しびれ・知覚障害
  • 腕、手、脚、足の筋力低下
  • 物をうまく掴めない、落としてしまう
  • 歩きづらい
  • 歩くと足が痛み、休み休みでないと長い距離を歩けない(間欠跛行)

脊椎外来で診る主な疾患

脊柱管狭窄症
(腰椎、頚椎、胸椎)

脊椎の中を通るトンネルを脊柱管と言います。脊柱管狭窄症とは、主に加齢を原因として脊柱管が狭くなり、中を走る神経が圧迫される病気です。特に腰椎、頚椎で好発します。
腰椎で発症した場合には、腰の重い感じ、下肢の痛みやしびれ、間欠跛行、残尿感などの症状が見られます。
頚椎で発症した場合には、腕~手指の痛みやしびれ、腕のだるさ・重さ、手指がうまく動かせない等の症状が見られます。

椎間板ヘルニア
(腰椎、頚椎、胸椎)

椎骨と椎骨のあいだにありクッションの役割を果たす「椎間板」に亀裂が入り、中の組織が飛び出し、神経が圧迫される病気です。主に、仕事や運動に伴う椎間板への圧力を原因として発症します。特に腰椎・頚椎で好発します。患者層としては、20~40代の男性が多くなります。
腰椎で発症した場合には、腰痛、足のしびれ、筋力低下などの症状が見られます。
頚椎で発症した場合には、手足のしびれや痛み、手指がうまく動かせない、足がもつれる、歩きづらさ、排尿・排便障害などの症状が見られます。

変形性腰椎症

主に加齢を原因として、椎間板や腰椎が変性する病気です。腰痛、下肢のしびれや痛み、排尿障害、坐骨神経痛などの症状を伴います。

変形性頚椎症

主に加齢を原因として、頚椎が変形する病気です。首・肩・腕・手・手指のしびれや痛み、脱力感、歩きづらさ、筋力低下などの症状を伴います。

腰椎変性すべり症

加齢に伴う椎間板の変性により、腰椎の安定性が低下することで、腰椎の椎骨がズレてしまう病気です。腰痛、下肢のしびれや痛み、間欠跛行、筋力低下、排尿障害などの症状が見られます。

腰椎分離すべり症

主に激しい運動を原因として腰椎の椎骨が分離(疲労骨折)し、前後にズレる病気です。腰を反らした時の痛み、下肢のしびれや痛みなどの症状が見られます。

黄色靱帯骨化症

脊髄神経の後方にある黄色靭帯が骨化し、神経を圧迫する病気です。はっきりとした原因は分かっていません。腰や背中の痛み、下肢の痛みやしびれ、排尿障害、歩きづらさなどの症状が見られます。

後縦靱帯骨化症

脊椎の中を通る後縦靱帯が骨化し、脊柱管が狭くなり、神経を圧迫する病気です。特に頚椎、胸椎で好発します。
頚椎で発症した場合、首・肩・手指のしびれや痛みなどの症状が見られます。進行すると、症状は下肢にも及びます。
胸椎で発症した場合には、下肢のしびれや脱力感、歩きづらさ、排尿障害・排便障害などの症状が見られます。

脊椎外来で行う検査

  • レントゲン検査
  • MRI検査
  • 超音波検査
  • 血圧脈波検査

脊椎外来で行う治療

薬物療法

消炎鎮痛剤、筋弛緩薬、神経の血流を改善する薬などを使用します。
ビタミンB12などのビタミン剤、骨粗しょう症の薬を処方することもあります。

注射療法

ステロイドのトリガーブロック注射、仙骨硬膜外ブロック注射などを行います。また当院では、筋膜・神経の癒着を解消するハイドロリリースにも対応しております。

リハビリテーション

歩行や日常動作の訓練、筋力・可動域の維持や回復を目的とした運動など、お一人おひとりに合ったリハビリテーションを提案いたします。医師、理学療法士が密に連携したリハビリテーションを行いますので、安心してご相談ください。
手術後のリハビリ、通所リハビリにも対応しております。

外来リハビリについて
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通所リハビリについて
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 体外衝撃波治療

当院では、拡散型体外衝撃波治療を導入し、保険診療内のリハビリテーションの一環として提供しています。この治療法は、65ヵ国以上で使用されており、メジャーリーグの大谷翔平選手を含む多くのアスリートが利用しています。筋肉や腱の炎症による慢性的な痛みに対して高い効果が期待できるため、スポーツ選手だけでなく、長引く痛みに悩む方にも適した治療法です。

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手術療法

疾患に応じて、除圧術、固定術、矯正術などが行われます。
当院では手術加療の適否を判断し、患者様・ご家族様とよく相談した上で、必要に応じて連携病院等、専門医療機関へとご紹介します。